博士(農学), Ph.D
1969年 青森県生まれ
1987年 東京大学教養学部理科2類 入学
1991年 東京大学理学部植物学科 卒業
1991年 通信社に短期間勤務後、同客員
1994年 東京大学大学院理学系研究科修士課程修了
1994年 農林水産省 入省
食品総合研究所(現・農研機構 食品部門)
2005年 「納豆菌(Bacillus subtilis var.natto)菌体外DL-γ-ポリグルタミン酸の機能および合成・分解に関する研究」で学位取得(東北大学)
2016年 農研機構食品研究部門 微生物機能ユニット長
2020年 同 食品加工流通研究領域長
主に納豆菌が作る粘り物質(γポリグルタミン酸)の生合成に関する研究をしています。具体的には、細胞密度や環境ストレスによる制御、ファージ感染との関わり、新規納豆種菌の育種などに取り組んでいます。放射線関連の課題、損傷菌の解析・検出法開発も担当していました。2020 年 4 月~、現職。
農研機構 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
1996年 自治医科大学医学部卒業
2009年 北里大学大学院博士課程修了、北里大学東洋医学総合研究所漢方診療部勤務
2016年 北里大学東洋医学総合研究所 医史学研究部部長
2020年 北里大学東洋医学総合研究所副所長
日本東洋医学会理事・指導医、日本内科学会・日本消化器病学会専門医、日本医史学会評議員、東亜医学協会理事
総合医を目指して自治医大を卒業し、さらに西洋医学だけでなく東洋医学も実践したいと思い、現在は北里研究所にある東洋医学総合研究所で主に漢方臨床に携わっています。主な研究分野が東洋医学の歴史(医史学)であるため、大河ドラマ『麒麟がくる』の医事考証なども担当していました。現在はWHOや日本東洋医学会で、国際疾病分類ICD-11に新設された「伝統医学の章」の翻訳・普及に関わっています。
https://www.kitasato-u.ac.jp/toui-ken/research/ishi_research.html
「漢方テキスト複合検索データベース」更新情報など、医史学研究部の活動内容はFacebookページに載せています。
https://www.facebook.com/kitasatoishiken/
(分担執筆)
1996年3月 洛南高等学校 卒業
卒業後数年は『絵描き』として活動
2003年3月 京都工芸繊維大学 繊維学部 高分子学科 卒業
2009年3月 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 自然環境学専攻 博士課程 修了
2014年10月 東京大学 大気海洋研究所 生物遺伝子変動分野 講師
2016年10月 東京大学 大気海洋研究所 生物遺伝子変動分野 准教授
幼少期は絵ばかり描いて過ごす。高校生の頃は京都の木屋町・六角公園などで弾き語りなどをして暇をつぶしていた。
高校卒業後は、絵を描きつつたまに個展などを開催、20歳の頃にコロラド州ボルダーに絵画留学(Naropa Universityでアートクラスのお手伝いなどをして過ごす)。突然、博士になる!と決意し帰国(大学行くなら博士まで、博士課程に進学しないなら大学には行かないとふんわりと決めていた)。大学の授業で発光バクテリアと出会い感動し、光と生物の関係の興味を持つ。大学院時代は、”夏休みの自由研究”というつもりで楽しんでいた発光細菌の研究に没入。
その後”光をエネルギーとして利用する微生物(ロドプシンを持つ微生物)”の研究も始め、気がつけば微生物の研究をする人に。現在は、光を利用する微生物を探し求める自称「 光微生物ハンター 」。絶対色感をなんとなく持っていると思っている。
発光細菌の分離の仕方
個人HP
https://sites.google.com/edu.k.u-tokyo.ac.jp/susumu-yoshizawa/home?authuser=0
研究室HP
https://genedynamics.aori.u-tokyo.ac.jp